デスクの接続をまとめる

ハブ・ドックは、どう選べば失敗しない?

端子の数より、使いたい組み合わせ。

まず、答えから

先に「モニター何台・何をつなぐ・パソコンも充電するか」を決めます。その組み合わせを、パソコンとドックの両方が使えるか確認しましょう。

ハブやドックは、接続をまとめる機器

パソコンの端子を増やす機器をハブやドックと呼びます。ドックは映像・充電・通信などをまとめる製品に使われることが多い名前ですが、呼び方に厳密な統一はありません。

パソコン
ドック1本の接続を分ける
モニターキーボード外付け保存機器
接続の考え方を示す図です。電源が別途必要な製品もあります。端子が多くても、全部を最大性能で同時に使えるとは限りません。

買う前に、4つを照らし合わせる

  1. パソコン側の機能

    実際に使う端子の映像・通信・充電対応を確認。ドックの説明にある「必要なパソコンの条件」と一致するか見ます。仕様の探し方 →

  2. 使いたいモニターの組み合わせ

    1台か2台か、同じ画面を映すか、別々の画面に広げるかを決めます。画面の細かさである解像度と、更新回数であるHz(ヘルツ)も確認します。

  3. パソコンへ渡せる電力

    W(ワット)は電力の大きさ。「ドックへの最大入力」と「PCへの出力」を区別します。ドック自身や周辺機器で使う電力があるため、入力の全量がパソコンへ届くとは限りません。

  4. 通信速度と、使える基本ソフト

    使うUSB端子の速度と、Windows・macOSなどのOS(機器を動かす基本ソフト)への対応を確認。付属・指定の接続ケーブルや、追加ソフトが必要かも見ます。

「モニター2台対応」でも、画面が同じになる?

複製・ミラーリング

同じ画面を2台に表示。

拡張

別々の画面で作業領域を広げる。

2つの映像端子があっても、どのパソコンでも別々の画面を出せるとは限りません。機種・OS・ドックの方式ごとの対応表を確認します。

たとえば

パソコンが本来対応する外部画面の上限を、単に端子を分けるハブで増やすことはできません。USB通信と専用ソフトで画面を作る別方式の製品もあるため、同じ条件として混ぜないでください。

機種ごとに異なる画面数の例:AppleのMacBook Proディスプレイ対応。

ドックが認識されないときは?

  1. ドックの電源と、パソコンにつなぐ指定端子を確認。周辺機器用のUSB-C端子と取り違えていないかを見る。
  2. 付属・指定ケーブルを使い、接続に必要なパソコン側の端子条件を確認。
  3. 接続する周辺機器を減らし、1台ずつ確認。保存機器を外す前は、OSの安全な取り外しを行う。
  4. 公式のOS対応表と、必要な制御ソフト・更新手順を確認。

キーボードは使えて映像だけ出ないなら、映像の確認順へ。画面は映るのに充電しないなら、充電の確認順へ。機能を分けると、調べる対象を絞れます。

接続・電力不足の参考:MicrosoftのUSB-Cトラブル案内。

細かい仕様表を読むときの用語

ホスト、アップストリーム、パススルーとは?
ホスト
周辺機器を使う中心側。この場面ではパソコンです。
アップストリーム
ドックからパソコンにつながる側。周辺機器側と区別します。
PDパススルー
充電器から受け取った電気をパソコンへ渡す機能。出力W数は別に確認します。
MST・DisplayLink・Thunderboltは同じ?

1つの映像接続から複数の画面へ分ける仕組みがMSTです。OSによって、別々の画面に広げられる条件が異なります。

DisplayLinkはUSB通信と専用ソフトを使って映像を扱う別の方式です。ソフトの導入、OSへの対応、動画や用途の制限を確認します。Thunderboltのドックは対応する接続技術を使いますが、名前だけで任意の画面数を保証するものではありません。

これらを同じ「2画面対応」として読み替えず、製品の対応機種・OS・表示方式の表を確認してください。

SynapticsによるDisplayLinkの仕組み。

理解したことを、自分の機器で。

PCへの出力が分かったら、給電条件を整理

給電チェッカーで機器に必要な電力と照らします。ドック全体の互換性や複数画面の判定には対応していません。

給電チェッカーを開く

次に気になったことから

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公式資料をもとに、仕様の読み方を説明しています。個別の組み合わせの動作を保証するものではありません。本サイトはメーカー・規格団体から独立した情報ツールです。